アドバイザーの基準はどこにあるのか?
テキストを読んでいた妻が言いました。
「物が整理されないとそれ自体がストレスになり、さらに物が増える悪循環に……ってあるけど、私は物をたくさん持ってもストレスを感じないから、これって本当じゃない気がする」
単なる読書感想なら「なるほどそんな意見もあるよね」で済ませるところですが、妻が読んでいるのは「整理収納アドバイザー」のテキストであり、整理収納アドバイザーになるために読んでいます。
学習サポートをする側としては、学習が終わったときに「整理収納アドバイザー」がそこに居るようにはたらきかけようと思うわけです。
「なるほど、妻はそう思うわけだね。ところで、整理収納アドバイザーに相談に来る人ってどんな人だと思う?」
この質問で妻には解ってもらえました。
どういうことかというと、基準になるのは自分ではなくクライアントだということです。
クライアントはストレスを感じているからこそ相談に来るのであり、クライアントのストレスを取り除くのがアドバイザーの役割です。
アドバイザーがストレスを感じるか感じないかは、問題にはならないのです。
整理収納ではないですが、私も人にアドバイスをする側の人間ですので、私が気をつけていることを妻にも伝えました。
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